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東京・下北沢で短編映画の国際イベント「ダマー国際映画祭」が5月10、11日に開催

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5月10日、11日の二日間、東京・下北沢の北沢タウンホールで、ダマー国際映画祭(Damah International Film Festival)と呼ぶ短編作品の映画祭が開催される(入場有料)(http://www.damahfilm.com)。ダマーとは、ヘブル語で「隠喩」や「たとえ話」を意味するという。

11日に来賓作品として上映予定の「Noble Fir」クリス・グラハム (アメリカ)

 

■人間の多様な感情や体験の芸術表現を追求する映画祭

2001年に米国シアトルで開催し、ロサンゼルス、広島で開催の後、今年、東京での初開催となる。いわゆる露骨な暴力描写やわいせつな表現を避け、あくまでも「人間の多様な感情や体験の芸術的表現」を映画に求めるというスピリチュアルな方向性が映画祭の特徴だ。具体的なテーマとしても「超越者の探求、心の葛藤、魂の遍歴の不思議」といった精神的な言葉が並ぶ。しかし、宗教的なものではなく、あくまでも自由な表現に基づいた映画祭だ。

「物語の持つ力を追及し表現する映画祭」という言葉からもうかがえるが、ウェブに掲げられているノミネート作品(一部)のトレイラーは、どれも映像的に美しく、人の優しさを描いており、ドラマとしての完成度の高さがうかがえる。

同映画祭を主催・運営するのは、米国で活躍しているプロデューサーが中核となっている。ダマー国際映画祭代表で、共同創設者のマーク・ジョセフ氏はハリウッドで様々な映画作品に携わった実績を持つという。

 

■ハリウッドの著名プロデューサーらが審査員

また、作品の審査員には、ハワード・カザンジアン、グレイ・フレデリクソン、ラルフ・ウィンター、ジェラルド・R・モーレン、マーク・ジョセフなど、ハリウッド映画のプロデューサーが名を連ねる。また、日本人プロデューサー佐倉寛二郎氏も、審査員として参加している。

来日したマーク・ジョセフ氏は、18歳まで東京で育ったという東京通だ。「東京は第2のホームタウン」というほどで、満を持して今回の東京開催を実現した。「著名な審査員と各種スポンサーの支持を受け、2019年も映画を通して魂に触れるテーマや物語を発掘・奨励するプラットフォームであり続けたいと願っています」と意気込みを語る。

Damar Mark 03
マーク・ジョセフ氏

 

■2日間にわたり、多彩な作品が上映 11日には授賞式も開催

5月10日は、19時からオープニング・セレモニーが開かれ、19時15分から20時45分まで、作品上映のあと、21時15分から30分まで、特別作品上映として「Dare to Overcome Film 映画祭 受賞作品」として2作品が上映される。

また、11日は、10時から11時45分まで作品上映があり、その後、12時25分から14時まで来賓作品上映があり、その後、14時30分から16時まで作品上映がある。

11日の16時30分から18時まで、最優秀作品賞・観客賞の授賞式が開催され、19時から21時までクロージング・パーティーとなっている。

 

上映作品タイトルとスケジュールは以下の通り

■10日19時15分から20時45分まで

「Memories Rewound」長尾 淳史 (日本)

「Good Night」 南家 真紀子 (日本)

「One Step」 マイケル・ウィリアムズ (イギリス)

「Why the Fools Dance」ベンジャミン・ミシェル (アメリカ)

「Miles Away」松本 沙季 (日本)

「Hidden Christian」ジョナサン・シッピティー  (アメリカ)

「Life!」ラメッシュ・ジャイ (ガーナ)

 

「One Step」 マイケル・ウィリアムズ (イギリス)

 

■10日21時15分から30分まで

[Dare to Overcome Film 映画祭 受賞作品特別上映]

「Love Has No Borders」 デボラ・ポール/クリスティ・アナスタス (イギリス/パレスチナ)

「A Different Way」 ローレン・メルクリー(アメリカ)

 

■11日10時から11時45分まで

「Discesa」ロア・バンデビーク/クリストフ・ラウエル  (ベルギー) 

「Rice Ball」大石 結介  (日本)

「Ayesha」小原 正至 (日本)

「Schoolgirl」小田 浩之 (日本)

「Shop-Putters」佃 尚能  (日本) 

「Riding Double」羽石 龍平 (日本)

 

「Rice Ball」大石 結介  (日本)

 

■11日12時25分から14時まで
[来賓作品上映]

Noble Fir          クリス・グラハム (アメリカ)

 

■11日14時30分から16時まで

「Lemon & Letter」梅木 佳子(日本)

「Blue」マリアム・ファラザディ  (イラン、アメリカ)

「From the Sky」イアン・エブライト (アメリカ)

「Jangled」ポール・ハードウェイ (アメリカ) 

「Kintsugi」ジョナサン・シッピティー  (アメリカ) 

「The Dreamer」ジェイミー・カスラー (アメリカ) 

「Repeat After Me」渋谷 悠 (日本)

 

「From the Sky」イアン・エブライト (アメリカ)

 

■ワークショップ

5月11日には、ワークショップも開催され、現場で活躍する脚本家や映画監督から、映画製作に関する実践的な講演を聴くことができる。

○「明日から使えるテクニックのみのシナリオ集中実践講座」(11日10時30分~11時30分、登壇者: 脚本家・鹽野佐和子 SARA(しおのさわこ さら)氏)

○「ショートフィルムと配給」(12時30分~13時30分、登壇者:映画プロデューサー・佐倉寛二郎氏)

○「映画作りの手法」(14時30分~15時30分、登壇者:映画監督・クリス • グラハム氏)

 

2019 Damarh International Film Festival公式サイト (http://www.damahfilm.com)