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ARRI Orbiter 場を選ばないマルチユースな次世代ライティングシステムが登場!

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ARRI Orbiter Product Manager An interview with Nancy LIU(刘思南)

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ARRIが今年9月に発表した、次世代の照明機材Orbiter。オープンフェイス、プロジェクション、ドーム、ライトバンクをはじめとする多様な光学系を備えた、超高輝度LED点光源の照明システムだ。映画やTV現場の照明だけでなく、劇場やライブエンターテインメント、またはスチルフォトのスタジオでの使用など、現場を選ばないフレキシブルな仕様が特徴だ。

Orbiterという名前
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SkyPanelという名前からでも分かる通り、私たちの製品は空や宇宙に関連づけることをコンセプトとしています。
空には制限がありません。それに、今は宇宙にも行ける時代です。
私たちの可能性、そしてユーザーのクリエーションの可能性に、制限はないと思っているのです。

 

多様な光学系

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Orbiterは私たちの最新技術を用いています。
中でも交換式光学系であるということは最も重要な機能です。
このシステムにより、強い光からソフトな光までを一瞬で変えることができます。
様々な光学系があり、オープンフェイス光学系はMシリーズでお馴染みの HMI灯体を備えており、15°、30°、60°の3つの照射角を選ぶことができます。
プロジェクション光学系は、別名プロファイルと呼ばれ、中にズームレンズが仕込まれており、15°、25°、35°の照射角を選ぶことができます。
ドーム光学系は、ファブリックでできており、ARRIのサプライヤーであるDoPchoice社製です。
また、同社製のライトバンクを装着できるライトバンクアダプターもあります。
ライトバンクはスタンダードサイズのものと、オクトパスと呼ばれるサイズのものがあります。
このようなアクセサリーは今後も増やしていく予定で、制限はありません。

カラーセンサー
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多様な光学系のベースには、ARRI Spectraの大きな改良があります。
特にカラーガマットに大きな変更がありました。
RGBWという4色がライトエンジンのフルカラーとして知られていると思いますが、Orbiterには6色のLEDがライトエンジンに積まれています。レッド、グリーン、ブルー、そしてアンバー、ライム、シアンが新しい色となります。この6色のLEDにより、Rec.2020のカラーガマットを90%カバーできます。また、ARRI Spectraは高いレベルで演色を保つことができ、演色評価数(CRI = Color Rendition Index)やテレビの調度指数(TLCI = Television Lighting Consistency Index)はともに95以上です。

様々なアクセサリーとの連動
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取り外し可能なコントロールパネルがあり、5mもしくは15mのケーブルを使用することができます。また、様々な出入力コネクタがあり、SDカード、2つのUSBポート(1.5アンペアのUSB-Cと、1.5アンペア、0.5アンペアのUSB-A)、DMX IN/OUT、Ethernet IN/OUTが付いています。また、AC電源を直接接続することができ、48 Vバッテリー用のコネクタも備わっています。

高い機能性を誇るセンサー
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内蔵しているセンサーで最も重要なのは、カラーセンサーです。特徴として、周囲の光色を色座標値により、正確に測ることができます。それにより、正確な光色の再現が可能になります。また、加速度計と磁力計も内蔵しているので、パン、チルト、ロールを記憶でき、コンパスのように北に合わせることもできます。ARRIのカメラと繋げて、メタデータを記録しておくことも可能なので、カメラとライティング両方のデータのプラットフォームとして活用することもできるのです。ポストプロダクションでは非常に役立つ機能だと思います。このような機能は、最新のソフトウェアLiOS (Lighting Operating System)によって実現しているとともに、今後も更なる機能が追加されていく予定です。

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 ARRI  Orbiter
https://microsites.arri.com/orbiter/