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ARRI次の100年に向けて-04

- インタビュー:ポール・アイヴァン(ARRI ASIA) / カルロス・チュー(ARRI Japan) -

Paul IVAN(ポール・アイヴァン)
Managing Director of ARRI ASIA

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ー アジアのマーケットが広がりつつある中で、ARRIが目指しているものはなんでしょうか?

ポール:アジアでのARRIの成長率は中国のGDP(国内総生産)よりも大きいです。それは私たちにとって大きなヒントとなりました。2005年にシドニーから始めて、2008年に香港、2011年に北京で、それぞれ成功を収めてきました。環太平洋地域でのARRI製品のシェアは年々上がっています。繰り返しになりますが、これが将来のヒント、つまり、”アジア展開”につながっているんですね。いままで立ち上げてきたことや、やってきたことにはもちろん自信を持っていますが、これからも休むつもりはありません。ユーザーやカスタマーに対し、これからも貢献し続けていきますし、更なる投資もしていくつもりです。

ー 日本と韓国のマーケットにおいて、近々新しいオフイスを開く予定だそうですが、それはどのような目的を持っていますか?

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ポール:日本や韓国での新しいオフィスはまさに、次なる投資です。その後はおそらくシンガポールでしょう。先ほどお伝えした3つの場所(香港、シドニー、北京)を拠点に支店を広げていくのはとても重要で、いまはローカライズするタイミングなのだと思います。そうなれば、日本や韓国にも直接アプローチすることができますしね。スタッフはそれぞれの国や地域で集めます。彼らなら、そのままの言語でマーケット内外にもアプローチできます。また、それを通して周りからの評価も知ることができるでしょう。
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Carlos CHU(カルロス・チュー)
Senior Manager of ARRI Japan

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ー ARRI Japanの立ち上げについて、その目的はなんですか?

カルロス:日本でARRIのオフィスを立ち上げるのはとても重要なことです。特に日本はサービスを大事にしている国です。日本の人たちはサービスについて非常に価値を見出していますので、私たちもそこを目指しています。日本ではすでに、素晴らしいサービス、またセールスパートナーがいますが、さらに向上させていきたいと思っています。具体的には(ARRI Japan設立によって)カスタマーを長く待たせず、機材を貸し出すことができるでしょう。つまり、機材を国外から送る必要がなくなり、日本の支店で十分に提供できるようになります。また、優秀なエンジニアをオフィスに常駐することができ、カスタマーをサポートすることができます。セールスやマーケティング面では、ARRIの信念や製品メッセージをダイレクトに伝えることができ、教育にも力を入れることができます。例えば映画学校や大学といったところと関係を築くこともできます。これは韓国でも同じです。

ー 日本のARRIユーザーへメッセージをお願いします。

カルロス:ARRIユーザーのみなさん、フィルムカメラやデジタルカメラにARRIを使っていただききありがとうございます。他の国と比べ、フィルムカメラは日本で人気です。ただ、フィルムカメラはもちろんのこと、今のデジタル時代においては、美しいレンジを持ったARRIのデジタルカメラの使用をお薦めします。もし何か私たちの製品やサービスに質問があれば、これからは日本の支店を通して簡単に聞くことができます。私たちもマーケットでのみなさんのサポートを頼りにしています。いつもサポートしてくださってありがとうございます。
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PHOTOGRAPHER: 高橋ケンイチ、田中誠士