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ARRI 次の100年に向けて-02

- インタビュー:CEO イェルク・ポールマン博士 -

HOTSHOT編集部

UP

Dr. Jörg POHLMAN(イェルク・ポールマン博士)
CEO

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ー 2017年はARRI100周年という記念すべき年ですね。

イェルク:こうして100周年を迎えられたことを、非常に嬉しく、また誇らしく思います。ここまで続けられる会社はそう多くないでしょうから。ARRIは1917年にミュンヘンで、当時18、19歳という10代の若者2人によって9月12日に立ち上がりました。彼らはフィルムやそのテクノロジーに熱中し、カメラ制作だけでなく、照明制作、レンタルビジネスも始めました。会社の方向性はすでにこの時から決まっていたのです。また、ポストプロダクションにも取り組み、100年後には強いだけではなく、ベストな会社として成長したのです。私たちにとって、”2017″というのはとてもパワフルな意味を持つ数字となりましたね。

ー カメラや照明の分野で、ARRIを業界のリーダーに押し上げた要因は何でしょうか?

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イェルク:一番の理由は、フィルム業界のパートナーとして事業を始めた創立者2人のカメラへのパッションや、クリエイターたちをサポートしていきたいという設立当初の想いが、DNAとして引き継がれていることだと思います。常に業界の近くに立ち、サービスプロバイダーとしてレンタル事業も拡充させ、ポストプロダクションに対しても同様に力を入れてきました。そうして映画やテレビの変化やワークフローに対し、日々理解に努め、カメラマンや監督、照明スタッフといったプロフェッショナルな方たちと作業をし続けたことが成功の秘訣だと思っています。この業界のビジネスの理解と、日々の努力が評価されたのだと思いますね。

ー アジアのマーケットが広がりつつある中で、ARRIが目指しているものはなんでしょうか?

イェルク:アジア展開は本当に嬉しいことです。ここ(香港)では新しいARRI Asiaの本社を立ち上げ、オフィスを開設しました。よりアジアマーケットにコミットでき、更なる展開を期待できます。面白いことは、ARRIの100年を振り返ると、最初の50年はドイツを中心にヨーロッパがメインでしたが、1966年に受賞した最初のアカデミー賞からの50年は、アメリカが主流となりました。それから約50年後の2017年になると、中国マーケットからの需要がアメリカ以上となったのです。物事がシフトしているように感じますね。もしかすると、次の50年はアジアマーケットが中心となるかもしれません。本当に興味深いですね。そういう意味でも、アジア展開は非常に期待しています。

ー カメラの新製品・新技術に対して具体的なアイディアはありますか?

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イェルク:詳しく言いたい気持ちはありますが、今の段階では黙っているしかないですね。(他者と)競合してしまうので(笑)。ただ言えることは、面白い製品を付けたりといった、カメラシステムに注力しているということです。すでに中国でおこなったBIRTVでは、NDフィルターをつけたものを紹介し、IBCではリモートヘッドのスタビライザーを紹介しました。非常に良いフィードバックを得ましたよ。そうしたカメラに関わるサードエレメントはどんどん広げていますね。
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PHOTOGRAPHER: 高橋ケンイチ、田中誠士